Web系のITエンジニアとして、年収600万、1000万を目指して稼げるように。転職したい。フルリモートで働きたい。副業にも良さそうだ。
そう考える皆さんに向けて、会社の平均年収ランキング、注目している会社や、Web系ならではのメリット・デメリット。会社の選び方などについて書いてみました。
IT業界|Web系とは
「Webサービス」、「Webアプリケーション」と呼ばれるサービスを提供している会社がここに属します。一般的には、この系統が一番稼げてキラキラしてて、オシャレでスタイリッシュに仕事ができる。そんなイメージかと思います。
実際はどうか。実は私自身、Web系の案件も請けたことがあるのですが、イメージ通りどころか想像の遥か上を行ってました。バランスボールや昇降式デスク。マルチモニター。ランチ時間帯や就業後には、スマブラなどのゲーム。
そして社内にはオシャレなカフェもあり、しかも超絶美人の店員さん。好きな時間に何度も休憩して良いとか、仮眠スペースや集中用スペース。報酬も高めだと思います。他にも挙げるとキリがないくらい色々と・・・。
会社の平均年収ランキング
Web系の会社の平均年収を元にランク付けしつつ、売上と共に整理してみました。以下の表をご覧ください。
No. | 会社名 | 平均年収 | 売上 |
1 | Zホールディングス株式会社 | 1105万円 | 1兆 529億円 |
2 | 株式会社リクルートホールディングス | 964万円 | 1兆1808億円 |
3 | 株式会社メルカリ | 820万円 | 1061億円 |
4 | 株式会社ディー・エヌ・エー | 790万円 | 1213億円 |
5 | クックパッド株式会社 | 760万円 | 51億円 |
6 | グリー株式会社 | 758万円 | 567億円 |
7 | 株式会社サイバーエージェント | 733万円 | 4867億円 |
平均年収はIT企業ランキング★頑張るワタシの会社選びをもとにモバブル作成。
※売上はEDINET閲覧(提出)サイトをもとにモバブル作成。
ITエンジニアでなくても、いくつか知ってる会社があるのではないでしょうか。
注目している会社をピックアップ
それでは次に、平均年収ランキングで掲載した会社の中から、私が注目している会社について記載します。
Zホールディングス株式会社
それじゃ、Web系の会社で平均年収が一番高い、Zホールディングス株式会社についてだよ。
東京の本社は千代田区の紀尾井町。大阪オフィスだと北区小松原。博多オフィスだと中洲と3拠点。元々は1996年にヤフー株式会社として設立された会社ですが、2019年にソフトバンクグループ傘下の持株会社1となりました。
グループ会社(Yahoo! Japan、LINE、PayPayなど)に関わる様々な業務(ネット広告、会員サービス、ショッピングなど)を行っています。
この会社に転職、もしくはフリーランスとしてジョインできれば、多種多様かつ巨大な開発業務に携わることになるのではないでしょうか。
株式会社リクルートホールディングス
次は、Web系の会社で平均年収が二番目に高い、株式会社リクルートホールディングス。
この会社は、平均年収が高いだけじゃなくて、独自の社内支援があったりして面白いよ。
(登記上の本社は銀座のようですが)本社は東京の丸の内。創業61年と、なんと1960年からの会社です。私も初めて知りました。
また、求人広告、人材派遣、販売促進、ITソリューションなど、様々な業務を行う、リクルートグループの持株会社です。
リクルート系列のお話で良く聞くのは、在籍中に新規事業を立ち上げるRing2だとか、在籍中に培ったノウハウを元に新たなサービスを始めて起業しただとか、とてもポジティブなお話。
それもそのはず。リクルートグループから退職する際には、卒業後のキャリアを支援するため、起業を支援する仕組みがあるのだとか。その額は、入社年数に応じて数百万~数千万円になるとのこと。
そんな職場だからでしょう。とても優秀な人材が多い印象です。こちらの会社も、転職もしくはフリーランスとしてジョインできれば、得られるものは大きいのではないでしょうか。
特に、起業を視野に入れて転職したいエンジニアの方には、願ったり叶ったりな会社かと。
株式会社サイバーエージェント
掲載したランキングでは、Web系の会社の中で平均年収が低いほうだけど、ここはグループ会社含め、とても優秀な人が多いので紹介するよ。
本社は東京の渋谷。1998年に創業。インターネット広告事業に始まり、アメーバブログ、ABEMA3などのメディア事業。
グループ会社が様々なサービスを提供しており、OPENREC.tv4などのソーシャルメディアサービス。グランブルーファンタジーなどのゲームサービス。
若手社員でも次々と抜擢し、若くしてグループ会社の社長に就任するなど、普通の会社ではあり得ないようなスピード感で様々なことが実行されます。
私の知る限り、プログラマーやインフラエンジニアなど、ITエンジニアの技術力は極めて高く、100人に1人というような逸材がゴロゴロいます。
そのため、熱い溶鉱炉に身を投じてガンガン研鑽したい人にとってはとても良い環境です。反面、様々なことが凄まじいスピード感で変化し、高いクオリティを求められるため、それに付いていくには相応の能力と努力が必要です。
有象無象の歯車の一つとして動いてきたタイプの人にはお勧めしません。転職でもフリーランスでも、ジョインできれば、得られるものは大きいと思います。
メリット
管理人ユウくんが、実際にWeb系の案件を請けて感じたメリットだよ。
- 新しい技術・ツールをどんどん使っていける
- 社内の政治的介入で何かができない、遅々として進まないということが極めて少ない
- プログラマー、インフラエンジニア、営業など、職種間の垣根が低い
- IT業界は男ばかりの職場が多いが、Web系は女子もかなり多い
- 障害対応を一部の人だけでやるのではなく、みんなでやっていく意識が高い
- オンプレミスではなくAWSなどのクラウドシステム
- リモート作業やりやすい
- 障害対応でデータセンターへ行くこともない
- 設備、環境などがとても良い
- 昇降式デスク、バランスボール、アーロンチェアなど
- オフィスがオシャレでキレイ
- オフィス内の飲食物など
- とても優秀なエンジニアが多いので、凄く良い刺激をもらえる
- 意志決定と行動がとても速い
- Web系と言えばホワイト企業と言っても過言ではない
- 個人の失敗を責めず、ルールや仕組み、システムの構成を改善する
- 社内LTや外部LTなどのイベントが多い
- 業務で得た知識を、上長や会社の許可を取りつつ技術ブログなどへ執筆する文化がある
- 自分の技術的実績を残して行く一助になる
- 同様に、作成したツールなどについてもGitHubなどで公開
- 穏やかで聡明かつ優しい人が多い
- 本番環境に対する作業がカジュアルにできる
- クラウドシステムであることをうまく活かし、極力影響が出ないような方式で整備してる
- 出社時の格好はスーツではなく私服でOK
- ビジネスカジュアルな人が多い
- Tシャツ、ジャージーなども
デメリット
これは、管理人ユウくんの単なる感想だよ。
あくまでも参考程度に。
- 新しい技術・ツールをどんどん使っていくので、そのスピードに付いていけない人にとっては修羅の道
- プログラマーは、要件定義や設計が疎かになりがち
- ソースを読めば分かるだろ的な
- READMEにも何か書いてあるが、要件定義や設計で書くべきことが書いてある訳ではない
- ソースコードに対するこだわりが強い
- コメントは書きすぎてはイケない、必要最小限に留めるべきというのは分かる
- 分かるが、最小限が過ぎるし、要件定義もないので意図が分からないことが・・・
- 英語で書く人も多いので、英語読み書きできない人はキツいかも(Google翻訳で凌げるけど)
まとめ
以上、「ITエンジニアになるには|Web系の平均年収や特徴|メリット・デメリット」でした。いかがだったでしょうか。ITエンジニアになるために知っておいて欲しい系統の種類。Web系がどのようなものか、少しは想像できたでしょうか。
少しでも、みなさんにとって何かの参考になれば幸いです。次の記事は、「 ITエンジニアになるには|SIerの平均年収や特徴|メリット・デメリット」を執筆予定です。それでは、またお会いしましょう。
コメント